30年間クリスタルクルーズと共に歩んできた
トラベルハーモニーCEO 田窪 ふみ子が語るクリスタル・クルーズこぼれ話4 メインダイニングあれこれ
アメリカ人も健康志向!3種類のメニューで多様性に対応のメインダイニング
クルーズの醍醐味といえば、美しいメインダイニングルームでいただくディナー、と言っても過言ではないかもしれません。その日のドレスコードに合わせて装い、明るい時間とはちょっと異なる気分で足を踏み入れるダイニングルームは本当に華やかな、客船らしい空間です。
今は食の多様性や乗客のチョイスを増やすために多数のダイニングオプション(スペシャリティレストラン)が設定されている場合もありますが、メインダイニングでのお食事シーンには特別な思い出がある!という方も多いのではないでしょうか。
クリスタル・クルーズが運航を開始した当初(1988年頃)は、アメリカ人の食生活は一般的に夕食前にバーで食前酒を飲み、20:00頃から2回目の遅い時間帯での夕食、というパターンでした。
かつてのクリスタルでは、1回目(早い時間の1st シーティングディナー)と2回目(遅い時間の2nd シーティングディナー)として2回制のディナーを実施していたのですね。
しかし、9.11以降、アメリカでも健康に気を遣うヘルシー志向の人たちが増えてきたため、早い時間の1st シーティングディナーを希望する乗客が多くなり、日本人客の席予約が取りづらくなってきていました。(欧米の乗客は、1年半〜2年後のクルーズ発表と同時に予約を取るため、日本のお客様が「さぁクルーズを予約しよう!」という時期には1st シーティングディナーの席が埋まっているという状態が続きました。)
しかし、コロナパンデミックを経て、新生クリスタルのダイニングルームはオープンシーティング(自由席)となりました。1st シーティングと2nd シーティングの括りがなくなり、ダイニングがずっとオープンしているので、好きな時間に行き、じっくりメニューを見て、ゆっくりと食事をする事が出来るようになりました。
テーブルに着くと、ウェイターが見開きのメニューを持ってきてくれます。
左側には現代風アレンジが加えられた、新感覚の「コンテンポラリーメニュー」、右側には「クラシックメニュー」が掲載されています。
コンテンポラリーメニューは見た目に爽やかで軽めなので、女性やダイエットをしている方に向いています。
クラシックメニューには、客船ディナーの定番で、伝統的なお料理が並びます。
その他にベジタリアンメニューとデザートメニューがあり、どのメニューから何を何品頼んでもAs you like!です。
最近はスマートフォンアプリのグーグルレンズで英語メニューを簡単に訳すことができますので、どんな和訳になるか楽しみながら、是非お試しください!
メニューサンプルはこちら
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