30年間クリスタルクルーズと共に歩んできた
トラベルハーモニーCEO 田窪 ふみ子が語る新生クリスタルクルーズの魅力

オーナー会社が変わったクリスタル社の変わらぬ大事なポイント3点

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安定した美味しさ、癒しの和食ダイニング ウミウマ

NOBUと言えば世界的な美食家に愛される有名な松久氏の経営する和食レストランで世界に60店舗を展開しています。クリスタルとはクルーズの好きな松久氏がクリスタルとメニュー監修で契約しています。
クリスタルクルーズのシェフは松久氏の心意気をまもっています。

最近は多くの船でフュージョンと呼ばれる和食風料理を提供するクルーズ船が多いのですが、
世界の高級レストランNOBUのメニューを船で体験できるのはクリスタルクルーズの一番のメリットだと思います。

Umi Umaのシェフ

寿司バー

クリスタル・シンフォニーとセレニティでは、寿司バーは予約制ではなく、その日空いていれば利用可能です。日本の高級すし店と遜色ない、それ以上の小ぶりの握り寿司を目の前の魚をみながら板さんに注文して食べることができました。私の注文はノブスペシャル前菜、中トロ、鯛、平目、イカ、そのほかに日本では食べられないソフトシェルロール、ドラゴンロール、かんぴょう巻き、最後に思い切って稲庭うどんをたべました。日本酒も含まれているのでカウンターでちびちびお寿司をつまんで銀座で食べている気分でした。 以前、外国船で世界一周をする日本人は少なかったのですが、クリスタルなら世界一周クルーズができると多くのお客様が参加したものです。

最先端かつトラディショナルな、そして洗練された内装

船内はスターリンクのWiFiが使用できるため、メールの送受信もストレスフリーです。もちろんLINEのやり取りもできます。今までは友人同士の連絡が船内では船室しかできなかったけれど、今はLINEで連絡が可能になりました。
以前は通信機能の問題で「クルーズでワーケーション」は難しかった時代がありましたが、今は船室で、または気分転換にコーヒーを飲みながらカフェでの作業が可能になりました。

客室数を減らした為、パブリックやレストランはすべてがゆったりとしています。内装は無駄な装飾はなく色合いも落ち着いていて貴婦人のような品が船内に生まれています。

最近の船は無駄のない設計の為、高さで怖さを感じない6,7デッキのウォーキングは途中までであったりまたは全く歩くことが出来ない船が多くなりました。
シンフォニーは7デッキを一周すると440m。クルーズ船にいるという事が認識でき、日の出を見ながらのウォーキングは爽快な気分になります。
私は最低5周、音楽を聴きながら海を見ながら歩くことが大好きだったので、プロムナードデッキはシンフォニーでの好きな場所の一つです。

クリスタルクルーズと言えば日本人愛

クリスタル・クルーズは、日本のお客様のリピーター率がとても高かったクルーズ会社です。
新生クリスタル・クルーズは50%くらいの元クリスタル乗組員が戻ってきたと言われています。
更に今働いている会社の契約期間が終わったら、クリスタルに戻ってくる乗組員も多くいると聞いています。

一般的にクリスタル・クルーズの場合、オフィサーを除いて乗組員はシンフォニー、セレニティを移動することはないので、乗船すると顔なじみの乗組員に会う確率は他の船会社よりはるかに高いのです。
「ウエルカム・バック・ホーム」と笑顔で迎えられると嬉しくなってしまいます。
乗組員同士も同じメンバーと協力し、連帯感のある楽しい労働環境が、私たち乗客に伝わり、結果的に乗客もいつしかクリスタル愛が生まれてくるのだと思います。高いリピーター率もこの雰囲気の一環であることを示しています。

クリスタルの居心地の良さはウエイター・シェフなど日本語で挨拶してくれる事からも感じられます。新しい乗組員に対しては日本語の挨拶を教えたり、英語の不慣れの日本人にも次の日には好みを覚えていて顔を見るなり同じジュースをサービスしてくれるなど、笑顔と優しさで迎えてくれます。

最後に日本人が来なくなってしまったことに対して何人もの乗組員から「いつ日本人は戻ってくるのか?」尋ねられました。彼らは日本人の乗船を待っているようです。

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